たとえば小さな版画 [銅版画]
これは、今年2月の個展の際
面白がって刷った小さな銅版画集合作品
制作に迷ったら
小さな版画をつくってみる
だだだーっと銅板を並べて
気分でだだだと作ってみる
何かの版画を作った時
大きさを整えるため切った切れ端
そういうのをさらに
ざっくりと切って
気楽に思いのまま描いては腐蝕したものが
実はたくさんあるのです。
そこで、それらからいくつか抜粋して
並べて刷ってみると
これが結構楽しい
気分転換にもなる
一つの版画にじっくりと向き合って煮詰まったら
こういう作業をする。
だから私はいつの間にか
大量の銅版画が出来上がってしまう
そんな版画を、全部まとめて刷ったら一体
どんなサイズになるのかな?
一枚の紙じゃ収まらないかも。。。
ちょっと楽しげだけど
刷るのは過酷。。。
たとえば小さな額を見つけたら
さらに小さな版画をつくってみる
3センチ角
これでも額にはまだ大きかったかな。。。
個展が終わってその後
溜め込んだ仕事やら用事やらを片付けて
さてそろそろ次の準備
そんなことを考えつつも
なかなかサクサクとは制作が進まず
ちんまりとした作業
焦りつつも
こんなウォーミングアップも必要なのだと
自分に言い聞かせ
豆額遊びなどしている
多分意味があるよね
うんうんそう
そんな時間も大事
湿度が高い季節
気分はモヤ〜っとするけれど
腐蝕は早い
そろそろじっくり向き合おう。
2018-06-13 14:40
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