版画は楽しい

版画ってね、時にいろいろな物に変身するのです！
だから楽しい
刷る対象もいろいろ
紙とか布とか革とかとかとかとか

ただいま変身中のバブーシュ



靴作家さんに作っていただいている。
これはその途中経過状況
楽しみなのだ
使えるって嬉しい

そう
次回のワークショップも使える版画シリーズ
リネンのクロスに刷ります。
版画って楽しい！
そう思える事が嬉しい。
そんな楽しさを大勢で楽しめるのがワークショップ
ワクワクワク

これからいろいろな物に変身させる作品は
京都での個展にて
他の版画展示と一種に並ぶ予定です。
こんな風に刷ったり


わらわらと散らばる版画たち

これらは凸版画と言って
いわゆるエッチングとは逆の感覚で制作します
つまり
エッチングが凹んだ所が黒くなるのに対して
凸版は凹んでいない所が黒くなります
木版と同じ感覚でしょうか。

それぞれにそれぞれの味わいがあって
どちらの版画も制作します

版画には他にも孔版や平版といわれるものがありあ
それぞれにまた違った表現があります。

私はやっているのは主に銅版画
銅版画だけでも
表現の可能性はもの凄く広がります
それも楽しい事。

とは言え、
他にももちろん
手描きの作品も作ります
半立体的なものも作ります
そんないろいろなものにも
多分ちゃんと
私らしいカラーが出ていると思っています
手法が違っても生み出した手が同じなら
そこには同じ匂いがきっとするのだと信じています。

さて
桜の季節がすぐそこに来ています
毎年の事ながらこの時期
必ず寒さがやってきます
再びダウンを引っ張りだして
今日は神楽坂まで行ってきました。
花見では無いですよ！
まだまだ開いていませんもの
でもお花見の頃は決まって
寒い！
私の記憶には寒く無いお花見は無く
凍えながら地面に座るのは
なんとも我慢比べのようで。。。
最近では
昼間のお花見そぞろ歩きへと転向しまして
やや日が傾き、川辺に並ぶ提灯に灯がともる頃
振り返り振り返り家路に着きます。
花の下でうたた寝くらいの感じがいい
静かなのが好き。


個展のあとの諸々が一段落し
また新しい展示へ向かって制作し始めました
気持の赴くまま
ワクワクしたいと思いつつ。