空想う時 [展覧会]
これは
木のカケラに描いた絵です。
空(そら)想う時
空とは一体
どこからどこまでを指すのでしょう
手をかざしてみる
冷たさと同時に温もりが伝わってくる
空を想う時
はるか過去を見る
今は亡き誰かを、何かを想う
風が運ぶ匂いに
懐かしい記憶を振り返る
両手を広げ、受けとめようと試みる
翼は青に映えてまぶしい
晴れた冬空を眺め
様々な想像をしてみます。
いつかはすべてが過去になる
次々と後方へ流れ去る時間
変化する町、変化した人
過去から現在
それでも変わらぬ何か
愛おしい記憶
今ここにあるのは
変えることの出来る未来
さて
空は如何なる存在として
そこにあるのでしょう?
晴れた冬の日には、遠く白い山を眺め
曇った日には、雲の向こう側を想像します。
音と匂いと光は
空想するために充分な刺激を与えてくれるのです。
展覧会まであと12日程
最後の版画の本刷りまであと少しです。
版画の他に、いくつか手描きのものや
オブジェのような作品も展示します。
そして小さなガラスの欠片も。。。。。
いろいろな方にご覧いただけることを祈って
もう少し作業を続けます。
展覧会が終わったら、仕事部屋もずいずいっと片付けよう。。。と
心に刻み付けよう。。。ね
2015-01-29 19:15
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