春は突然始まってさっさと消えてしまいそう。

春ですね！
久々に食ネタでもと思ったのですが、
どうもビジュアルが地味でした。
色味が寂しい・・・

筍ご飯
独活の酢みそ和え
ゆで卵茹で過ぎ・・
筍と牛肉の煮物
独活の皮のきんぴら
蕗の煮物
長芋、なす、独活の芽の焼きあんかけ
地味・・・。

春がどどっと勢い良くやって来ました。
つい先日まで、ダウンなぞ着ていたのに。
桜も一気に咲いてすぐに散ってしまいそうです。
そしたら・・・
カー！っと夏がやって来そうな気もします。
やけに擬音語的な表現が多いけど・・・
（いや、夏はカー！などと音するわけでは無いけどね！）

さて、普段ならば凸版画で作りそうな
こんな絵を
今回は凹版で作ってみようかと思っています。
一枚作ることで
いろんな展開が出来る事を期待して・・・
さて如何なる展開か？



出先で時間が空いたときに
つらつらと描き繋げていた蛇腹ノート
これは朱印帳なのですが
丁度いいので
終わらない絵を描きつなげています。

こういう絵を、時々ノートに描いていて
「脈絡の無い自由な絵」と呼んでいます。
そいう脈絡の無い物語のあるような無いような
先の先まで終わらないようなそんな絵は
私のノートのあちこちに
出没します。

普段描く絵は、ほぼ一枚完結の物語の様なイメージなのですが
平行していつも
いつまでも「つ・づ・く」で終わり
またしばらくすると始まる絵を
ずっと前から描いていました。

いつでもいろんな生き物が混在していて
非理論的な世界は
どこで切れてもどこから始まっても
一向に問題の無い絵になるので
ならばいっそ
つながる版画にしてつなげてみようと
描き始めました。
ただ線で描いただけの絵

物語の矢印は
あっちを向いたりこっちを指したり
行ったかと思うと戻って来たり
煙突から出てくる物は煙じゃなくて
つないだ手とつながる家
生き物は皆同じ時間を生きている。
手を振る人、手を振るクマ
誰に向って手を振るの？
晴れたり曇ったり雨が降ったり
月も太陽もあちこちにあって
混沌と・・・
ひたすら混沌と・・・


そう言えば
ちょっと前に作ったコラグラフ
まだ刷っていないのでした。
大きな版画になりそうなので
刷って、では一体どこへ仕舞っておこうか？
そう思ったら中々刷れないでいます。
青い翼持つヒトたちの、コラグラフです。
そろそろ刷り時かもね！

そんな中、雑貨も製作する日々です。



肩こり・・・夜更かし厳禁ね・・・