ざっくり製本

ざっくりと製本してみました。
表紙の紙をどうするか？タイトルをどうするか？などなど
まだこれから考える予定の蛇腹折




表紙には凸版画を一つ
エンボスをつけて貼る予定。

ところで、銅版画の版は
ただ紙にくるんで仕舞ってしまうと
後々どれがどれやら分からなくなります。
しかも小さい版等は
時々うっかり捨ててしまったりするという
迂闊な私は
銅版が包んである紙の表に
試刷を一つ貼っています。
こうすれば、探しやすい。
そしてインクの色も分かる。
凹版の場合は
例えば黒で刷ったとしても
黒インクでもいろんな番号のインクがあって
更にそれに、手法によっては他のインクを混ぜたりするので
その配合を書いておかないと分からなくなります。
そんな訳で、包んでいる紙に
いろんな事を書き留めてあります。
インクの種類配合
刷り方の注意
時には紙の種類
多色刷りの場合等は
そのときに使ったインクの種類と配合や
何版刷りにするのか？
刷りの順序や圧の加減なども
けっこう重要だったりするのです。

蛇腹の表紙用の小さな凸版も
こうして保存します。


さあ出かけましょう！
バスケットに沢山の贈り物を詰めて


何が起こるか分かりません
何を見つけるか知れません
道に迷うかもしれません
寄り道をしてしまうとも限りません

昼でも月が明るい森を抜け

急ぎましょう
日が暮れないうちに会えるよう。

進む先には沢山の課題があって
いつも何かを
選んで進まなくてはなりません
時には二つ、時には三つ
そして時には沢山の中から

考える事、判断する事
そして進む事
その繰り返し


寒い二月
自然が作り出す造形は美しい
固い地面を持ち上げる氷の柱
土と土を結ぶ線

木の枝にはいくつもの蕾
もうずっと前から蕾のまま
開く切っ掛けを待っている

寒い空気がつくる
静かな時間
日が高くなって緩む地面
日が高くなっても固い日陰
平和な午後

コメント 2

たまらない....
素敵すぎて、欲しすぎて、
ため息です
by gas (2013-02-23 10:00) 

gasさま
ありがとうございます。
励まされるなぁ。
gasさんの作品もぜひ見たい♪です！

by Hosaka (2013-02-24 11:00)