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モノゴトは標本のようで [作る事]

こうしてみると、標本箱みたいだなと思って眺める

標本.jpg

ただやみくもに作ると言うのは
効率的では無いなと、毎度思いながら
出来てしまう落としどころの見つからないものたち
それはそれで
闇雲の標本箱のようで
いろんなものが錆びた琺瑯のバットの中に溜っていく。

モノゴトを測る基準というのは、思いの外曖昧なもので
今日良いと思っても、明日は良くないと思えたり
昨日よろしく無いと思っていたモノが、今日は良いかもしれないと
思えてきたりする。
ましてやこのように、気分により作り出されたもろもろは
判断しかねるモノに見えてくる。

そういうことは、物に限ったことでは無くて
考え方や行動にも及んで来るから難しい。

明らかなモノゴトの善悪は別にして
もしくは、数式等に当てはめて導き出される
現在結論づけられるものは別として
その他の膨大なモノゴトは
思い込みや思い入れで
さまざまな尺度が生まれてくる。

その曖昧さがまた、曖昧なものを生み出し
混沌としたもろもろは
一つ一つ標本のように並べて、時々眺め
答えが出るのを待つしかない。

思えば世の中には、
例えば、食べ物でも身につけるもの
乗り物や家にしたって
その選択には、個人の嗜好が絡んで来る訳で
まさに曖昧だらけなのかもしれない。

と。。。
自分の制作のいい訳とも反省ともつかない事を
あれこれ考えていると、
うっかりこんな時間になってしまうのだった。

つい数日前から
カレンダーを作ろう等と思って
名刺程のサイズの銅版へ

思いつくまま絵を描いていたら面白くなってしまって
もう随分と作ってしまった。
腐蝕途中なので、どうなのか?も分からぬまま
枚数が増えていって
結構ただ脇道をうろうろしている感じがある。
そろそろ、全体を考えないといけない時
10月に入ったら、頭を整理しよう。

またしても、そんな深夜。。。

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イラストレーター/銅版画家 制作のこと、日々のことなど

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