新しいノート

新しいノートを使い始める時
最初にすること

今何を想い、どんなことを試していたかとか
そんな匂いのようなものを
ノートの表紙か最初のページに貼り付けます
これは多分その時の空気

今回は、和紙に刷った銅版画を重ね貼りしてみました
一つの実験
近頃気に入っているインク
森の匂いを感じる色です。

また一冊、新しいノートが始まります
私はこれを
育てるノートと呼んでいます
ノートの使い方には決まりがあります

それは

見つけた「好き」や「気になる」を貼る、もしくは書く
それに説明は加えても加えなくても良い

不意に思いついたことがあれば描く

ノートを順番に埋めることにとらわれないこと
いきなり真ん中に貼ったり描いたりしても良い

無理やり埋めないしページがとんでも良い

ページを行ったり来たりして良い

貼るときには綺麗に貼らなくて良い

丁寧に描かなくて良い

情報は整理しなくて良い

気になったこと、思いついたこと。好きだと思ったものを
一つのノートだけにスクラップすること
（見つけたい記憶はノートを探せば良いので）

切り抜いて貼ったりするときも、丁寧に切り抜かなくても良い

切り抜きは、溜め込まずに貼る

脈絡なくページが埋まっていくことに対して
気にしない


私の性格上、きっちりを自分に課したら続かない
それがわかっているからこその決まりごとです。

こうして10冊以上になったノートの表紙にも
いろんな情報が貼られていて
時が経ってから、さらに加えられることもあります
たくさん貼り込まれて、膨らんでしまい
弾けそうになったノートには、思いつきの補修を加えます

気楽に気軽に記録する
それが私には大事なのです。

さて
新たなノートを育てましょう。