懐かしくも心地よい音色 [版画]
霧の濃い朝のこと
水の粒が小さく振動するように
どこからともなく
心地よい音色が伝わって来る
音は近くなったり遠くなったりしながら
空気の中を漂っていた
裾が
植物の上を撫でるように動くから
紫陽花色のドレスは
足元からゆっくりと
淡い薄紫色に染まっていくんだ
雨です
紫陽花があちこちで
ブルーとピンクを微妙に配合させながら
多くの色調を作り
水玉模様を広げていきます
6月も終わり
でもまだまだ梅雨だから
それは仕方なくもあるけれど
この湿度は、体の動きを遅くさせるのです。
作業の進みはゆっくりと
新たな試みは試行錯誤で
探り探り進んでいます。
ふと何かを思いつき
没頭し続けたかと思うと
白い紙を前に
延々と時を費やしたり。。。
気分転換に散歩に出かけると
ワンコも絶賛お散歩中で
そうそう
君のその毛皮のコート
さすがに今はしんどいね
そんなことを思った日でした。
2017-07-01 09:29
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