青いクリスマス

クリスマスの街はにぎやか
日が暮れる頃には
いつもと違う明かりがともる
フォーカスをかけたようなツリー
道の左右に星が瞬く

香りはなんだろう？
暖かな灯がこぼれている
しんと静まり返る夜更けまで
部屋には暖かなストーブ
その上には琺瑯のお鍋
中は何？

空には星
耳を澄ます子供
眠れない子供たち
ベッドで寝返りをうつ
鈴の音・・・かすかに

ツリーは点滅して
いつもと違う部屋を照らす

青い版画
これは４枚綴りの長い版画の一部です

クリスマスの版画は作るけど
展示する機会は少ないのです。
一部
常設にて、９月頃から展示するくらい
それでも毎年、つい作ってしまう
あまり目に触れる機会の少ない版画です。
これは随分前に
ギャラリーみずのそらでの展示の際
壁面を彩るために少しだけ飾った版画の一つ
11月後半の展示でした。

今日はどう過ごしますか？
変わらず仕事をする人
家族とくつろぐ人
子供たちと買い物に出掛ける人
ツリーがきらめく病院で
窓から外を眺める人
いろいろなクリスマスを
何となく日本に定着したこの時期を
様々な想いで過ごしているのでしょうねきっと。

私はどうでしょう？
少しだけ部屋の片隅を飾って



本日は鍋です
理由は白菜が沢山あったから
風情無いです。

先日、国立のゆりの木さんへ
2点の版画を納品しました。
それがこれ




お近くへお越しの折にはぜひ
お立ち寄りくださいませ。

そして慌ただしく
来年１月15日から始まる
京都での企画展のために
小さい作品を製作中です。
まだ出来ていない
版画乾かない。。。