西の果実

夕暮れに鳥は言いました。
私と共に行くのなら
赤い果実を食べなさい
空がオレンジに変わるころ
陽の沈む先
陽があり続ける所へ
ともに連れて行きましょう。

日が暮れても尚
熱が蓄えられた町で
さらに陽を求めるのはなぜでしょう？
昨日に忘れてきた何かを取りにいくため？
時間をその手につかむため？
思い出が恋しいから？

いずれ陽は沈み
やがてまた
新しい陽が
青を緑に変え
緑を黄色に変え
黄色を白に変えるでしょう。

時は静かに過ぎていきます
時は過ぎる事に意味を持ち
過ぎる先に新しい事が始まります
その先が如何なるものかは
誰にも分かりません
言える事はただ一つ
全てのモノにとって
あたらしくて未知の何かが始まると言う事

誰にとってもただ一つの未来。

ところで。。。
こんなに暑い夏なのに
都心は人人人ですね！



なんとも暑い夏です。
ごった返す町中は
暑さ倍増で、私の身には不向きなようです。
ついついひきこもりがち。

夏だー！と走り出した子供の頃が懐かしい。