首飾り

古い桐タンスの中
見つけた首飾りは
黒い真珠
誰のものだったの
取り出した途端に糸が切れ
黒い粒が散らばった

跳ね回る黒い真珠
生きているように
息を吹き返したように
一粒一粒が
解き放たれたように散らばった

ついさっきまで眠っていた
私が起こした真珠


銅版画を作る過程で
何枚も絵を描いてみる
版画にするかどうしようかと
迷いながらノートが埋まっていきます。


平面の作業を繰り返していると
唐突に立体的なものに惹かれることがあります。

そこで先日
半磁器の土で
陶芸を体験させいただきました。
立体的なものに絵付けしてみたい
一番はそれが大きいかも。。。
体験です。
まだ形を作っただけなので
絵付けは素焼きの後
それはまたいずれ
そして、あくまでも体験。

来年は、個展の後
ワークショップも考えています。
それは６月頃かと。

さて月日がものすごい勢いで流れていき
なんだかんだ個展まで
三ヶ月半ほどとなりました。
焦りつつ
それでもワクワクを忘れずに
製作していきたいと思います。