青い月白い花 [銅版画]
細い枝を空に広げ
その先に、白い花を掲げている
空はかすみ
姿はかすみ
香りだけが鮮やか
全てが鮮明
そう思ったはずなのに
翌日にはまた
カタチは曖昧になって
全容が分からなくなる
そんな事はよくあるわけで
結論と言うのは
いつも流動的
それは歳を重ねても
あまり変わらないのかもしれない
ものを作るという事
制約の無い中で
作り出すというのは
答えの無い作業で
時々大きな迷路にはまり込む
たくさんの落書きが積み重なっても
カタチにならない事もある
カタチにしてみたところで
何ともしっくり来ないこともある
むしろ
そういうことのほうが多いかもしれない
なのに突然
ばらばらと溢れ出すこともある
まったく読めない
今
いくつもの事を同時進行中
とにかく広げるだけ広げてしまっている
部屋も頭の中も散らかった状況
しばらくは
手探りの日々になりそうです
それもまた大事な時間
ところで
夏、8月にワークショップをすることになりました。
使える版画第3弾
場所は国立の「ゆりの木」さんで
楽しい事が出来たらいいなと思っています。
具体的な内容が決まりましたらまた
お知らせしたいと思います。
秋には
京都の「フク和ウチ」さんにて
10月21日から11月2日まで
二人展を予定しています
前半在廊予定です。
2016-04-21 01:16
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