箱がある

これは箱です。
塗っては削りを繰り返していたら、こんな風になりました。
中には


雑雑と細かい物やら
また箱やら。。。
この箱づくりのように
特に何の目的も無く
何かを作る事があります。
なんだかやけに
時を費やしてしまったりする作業を。。。忙しい時に限って


そして昨夜は
革で何かを作りたくなって
そういえば
友人からの誕生日リクエストがあったと。

友人曰く
「簡単なね、凄く簡単なメガネケースがいいの！」
と言う事で、凄く簡単なメガネケースをつくってみました。
ヌメ革に版画を刷ってみたりして。
彼女のメガネ、これに入るかしら？
ちゃんとサイズ確認していなかった。。そういえば。。
お互いファジーでまあまあそんな感じで〜と
話しはおわったのだったっけ。
自分のメガネを入れてみたら
ちょいときつい。。かも
再度挑戦
ちょいとゆるいかも。。。
ま、いっか。
試してみて選んでもらおう！

そう、私はこんな風に
特に仕事とも展示とも関係なく
何かを作っている時があります。
そんな気分になるときは大抵
イベントの前やら展示の前やら
いろいろなやらねばならない事がある時だったりします。

暇な時には以外と
何もする気がおきないという
どうも困った性格でもあります。
だいたいこういう時間にブログ書いてるし。。

そうそう
年末に一つ展示があるのですが
これが予想よりも早い時期になる事になりまして
11月３０日から１２月13日まで
奥沢のギャラリー澄光で
作家が作るアクセサリー展（仮題（11人程で）
と言うのがあると言う事が判明しまして
にわかに焦り始めている所です。

予定としては私は
エディション１の版画とそれを使ったアクセサリー
と言う事を考えております。
一点ものでございます。
世界で一つと一枚
ここから来年は
なんやかんやと展示やイベントが続きます。

と言う訳で、箱だの革だの言っている場合では無いのですが
そういう時に限って
私ってば、お買い得な革を
どさっと買ってきてしまっていたりします。
いかんいかん。。。

版画も描いておりますよ！
着々と。。。？

でもでも先日
久しぶりに私の愛読料理本
辰巳芳子さんの
「手作り保存食」
と言う本を、ぱらぱらと眺めていましたら
栗のペーストなるページが目に入ってきて
「栗の季節よね〜。。。。」
いかんいかんと本を閉じ。
そういえば以前
とってもとっても余裕が無い時に
この本の中の
梅肉エキスのページを見つけ
どうしても作ってみたくなり
そう、一日つぶしてしまったのでした。
こんな感じで



結果としては
腱鞘炎になるほど大変な梅おろし作業に加え
ひたすらとろとろと煮詰める根気のいる作業に
途中で激しく後悔したものの
ここまでやって、引くに引けないぜ！と
延々続けて夕刻
黒い激しく酸っぱい
固い水飴のごとき（煮詰め過ぎ）物質が出来上がったのでした。
そして１キロの梅から
小さな小さな瓶に半分。。。。
結論としては
梅肉エキスが欲しかったら買うことにしよう！
ということ。
そしてその酸っぱいエキスは
身震いする程のブツでした。

今は忙しいので、この本は開いてはいけません、はい。
でもどこかでこの
女子栄養大学出版部から出された本
美味しく作れて安心して食べられる
手作り保存食
という本を見つけられた方は
ちょっとわくわく出来る本なので
ぜひ手に取ってみて下さいませ。
今では古本屋さんでしか手に入らないのかもしれませんが
とてもとてもおすすめです！
ひたすらこだわって何かを作りたい時
わくわくできますよ！

それではまた近々
今度は版画について
更新します。