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たとえばスプーン [作る事]

スプーン.jpg

たとえばね
スプーンに絵を描いてみたりして。。
さてさてどうなんだろうか?

スプーン2.jpg
版画も作るけれど
時には違う物に
絵を描いてみようと
作ってみた。
なぜかスプーン。。


つい先日
京都へ行ってきました。
打ち合わせもあったのですが
見たい物もあって。。

ずっと工事中だった京都国立博物館へ
見たかった展示を見に
思い切って行ってきました。

博物館ヘは初日
朝一番で勇んで行ったのですが
すでに凄い行列が出来ていました。
新しくなった「平成知新館」
長い行列が出来てはいたものの
会場に入ると人はばらけ
近くでゆっくりゆったりと見る事が出来ました。
癒される瞬間です!
やはり凄い!
興奮して落ち着かず
とにかくざっと見てから
戻ってまたじっくりながめる。

10/7からは
「鳥獣戯画と高山寺」という展覧会が始まる。
鳥獣戯画を全巻一挙展示するという事
こちらは残念ながら見る事が出来ない。
実はこれが見たかった。。
そんな事もあり
後ろ髪を引かれながら帰ってきました。


心惹かれるモノって
どんなものだろう?
そして気持が動く瞬間って
どんな時なのだろうか?
最近良く考えるのです。

これはあくまでも
誰かと比較出来るものでは無いけれど
思うのです。。

それは必ずしも
格好いいモノではなくて
お洒落なモノでもなくて
新しさだけでもなく

何かの、あるいは誰かの
内側から染みだしてきたような
あるべくして
そこにあるような
そんなじんわりと伝わってくる
何とも魅力的なモノなのかもしれない。

そしてそういうものが発する魅力を見つけるには
私自身がもっと
素直な白い空間を
内側に作らなないと
駄目なのかもしれない。

私は評論する立場ではなく
知識も多く無い
だからこそ
白いスペースが内側に必要なのだと思う。


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コメント 2

まきみち

優子さんの内側に「素直な白い空間」をわたしは感じます。
なので、「私はなんでこんなことまでしゃべってるんやろう」と思うようなことまで、お話してる自分に驚きました(笑)
優子さんが自分のことをどう思ってるかわかりませんが、わたしは優子さんの中に「素直な白い空間」があるからこそ、優子さんの作品が生まれてくるんやろうと感じています。
ブログにアップされる作品を見てわたしは心がぐっとなります。
心が動く瞬間です。
作家の人となりを知るにつけ、その人の作品が更に好きになるのは、なんだかうれしいものです。
ありがとうございました。
by まきみち (2014-09-15 08:08) 

Hosaka

まきみちさん、
ありがとうございます。
私の作った物が、だれかの気持を少し、揺らす事が出来たとしたら、
それはとっても嬉しい事と思います。
私にとっては、誰かとの会話の中で、また展覧会の中で生まれるいくつものエピソードが、次へのエネルギーになっていると思っています。
沢山の展示をさくさくこなすパワーはありませんが、ひとつひとつにじっくりと向き合って行きたいと思っています。
来年は久々に京都での個展もあります。ゆったりと楽しんでいただけるような、空間作りをしたいと考えています。
また京都の美味しいパン屋さん情報なども教えて下さいませ。
by Hosaka (2014-09-17 11:41) 

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