本日はワークショップでした

8月17日（日）は
ワークショップでした。


机をセットしキットを並べ道具を置いて



プレス機も準備して



それから
少しだけ革ザッカも置かせていただいて
お客様をお待ちしました。

参加して下さったのは
15名のお客様です。
いつもと違うギャラリーの一日が始まります。

スタートは１時
皆様時間前に集まって下さり
一気に華やいだ雰囲気が広がりました。

ワークショプが始まると
様々な下絵が机に並びます。
それはもう素敵なにぎやかさで

私の説明不足のため
イメージをするのが難しかったお客様が多かったようで
とても申し訳なく思いつつ
それでも一緒に考えさせていただいたり
新たに下絵を作って下さったりして
次々と新しい版画が生まれてきました。

普段絵を描かれる方もそうでない方も関係なく
素敵な版画が生まれていき
沢山の刺激をいただく事となりました。

最初に載せた写真は
今回参加して下さった15名の方々の作品です。
革に版画を刷り
それをノートの表紙にしたオリジナル版画革表紙ノートの数々です。

私の手際の悪さにも関わらず
着々と個性的な作品が生まれ
時間があっという間に過ぎていきました。
どの方の作品もワクワクするものばかりです。

今回は、人数とスペースの関係を
私がイメージしきれず
窮屈な中での作業になってしまった気がして
本当に申し訳なく思っています。
また、様々な質問への対応も不十分だったなと
反省する事ばかりでした。

それでも版がプレス機を通る度めくって行く度に
楽しくて素敵な絵が出てくるのを
私はただただ
楽しい気持で眺めておりました。

不十分なスペースと対応ながら
黙々と作業をして下さり
沢山の楽しい作品を仕上げてくださった皆様に
本当に感謝しています。
ありがとうございました。

最初の写真の版画は文庫サイズのノートの表紙です。
広げると裏にも楽しい絵がつながっています。
全てがオリジナルで
全てが楽しい
４時間半の作業の成果です。

今回
多くの反省と経験をしました。
それらを次のステップへとつなげていけたら、と思っています。
次回は来年の５月
奥沢にある「ギャラリー澄光」さんにて
また違った趣向で開く予定です。


そして次回の個展は
来年の二月
神保町の「檜画廊」さんにて開催致します。
その折には、次回のワークショップのご案内も
置かせていただこうと考えています。


さて
そろそろ集中して
版画を制作する時期です。
色を使った版画も
多く並ぶ予定です。
そんな制作の進行状況等も
またブログでお知らせしていきたいと思っています。

お盆が過ぎ
少しだけ秋めいた風の匂いがします。
そんな風が時折
我が家の窓際の風鈴を揺らします
トンボが細い線を描いて通り過ぎます
蜩の声も夕暮れに聞こえてきました
しみじみとした夜です。