ラピスの翼

20cm×60cmの作品のために
ラピスの翼と言うタイトルの
版画を刷りました。

信楽アクトに参加する板たちの一つに加えていただくための
版画です。
これを板に貼り込み、表面をコーティングして仕上げます。
乾燥までには時間がかかるので、
銅版で制作する事を断念し、
コラグラフに切り替えました。
なぜか全く迷いなく
カタチが生まれた版画です。
３人の碧の天使図です。
タイトル
「ラピスの翼」

そして
月曜日には、笠間の久野陶園さんにて
上り窯の初の窯出しがありまして
私も参加して来ました。
と言っても、私は陶板をここに入れている訳では無いのですが。

これが一番目の窯を開けるところ


次第に煉瓦と粘土が取り除かれて、内部が見えて来ました。


初の窯焚きだったため、予想がつかない事だらけだそうです。
思いの外、窯の燃焼効率が良かったらしく、
少ない薪で、窯焚きを終了したそうです。
一の窯二の窯３の窯と開いて行くごとに、
色んな状況が見えて来ました。
温度は予想以上に高くなったと言う事で、
作品同士がくっついていたり、
台座からはなれなくなった作品もありました。
陶板は中には割れた物もありましたが
だいたいの物が無事取り出されてきました。


窯焚きの途中、２度程大きな地震があり
心配しましたが、
窯焚きは無事終了致しました。
部屋は三つ
ひとつひとつ慎重に取り出される作品は
手から手へバケツリレーのごとく手渡され、
机に並べらていきます。
今回のここで焼き上げられた作品の他に
作家さんの持つ窯で制作された作品や
多素材の作品も加わり
後日ずらり
仮設営がおこなわれます。
私もその時までに、作品を制作しなけれればなりません。

初釜の窯焚きは無事終了しました。
少しだけでも関われた事
とても良い経験になりました。