カフェオレ色の季節
またつい
猫を描いてしまった
ついついね
猫しか描かないわけじゃないけれど
つい描いてしまう。。。
ここで
彼について話そうと思う
彼は、持て余すほどの豊かで柔らかい毛並みの、カフェオレ色の猫だった
小雨降る街の狭い路地を
雨にぬれることも構わずに、ゆっくりと歩いていた
声をかけると
首だけ回して振り返り
しばらく観察するようにこちらを見た
そしてまた歩き出す
雨はさらに細かい霧のように降って
遠ざかる彼の姿は霞んでいく
彼の後ろ姿は少し
寂しげだったけれど
その瞳には、どこか強い意志のようなものが宿っていた
銅版画 メゾチント/ビュラン
今回も、少し実験的な試み
銅版画は、銅版に描くことにより
紙に描くのとは少し違う
銅版腐食の工程や
描いたり削ったりすることで出来るテクスチャーや
銅版とプレス機で
圧をかけるという作業が加わる。
そこに面白さを感じる
どちらがいいとかいうわけではなくて
出来上がるまで、出来上がりの雰囲気が
完全には掴みきれないという
ワクワクがある。
それが多分銅版画に惹かれる理由かもしれない。
ところで
8月2日(金)から11日(日)まで(月、火休み)
作家zaikai百貨店vol8
という雑貨のグループ展へ参加します。
下記のDMです
大森の葡萄やギャラリーにて開催されます。
お近くへお越しの折には是非
お立ち寄りくださいませ。
2019-07-22 11:42
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